デブでアル中だけれども、頑張ってみるかな! すべてをわかりやすく解体する町山智浩氏の筆力

デブでアル中だけれども、頑張ってみるかな!

アルコール依存症と診断された日から、紆余曲折を経て回復の日々を綴る日記です。 アルコール依存症だけではなく、趣味やニュース、コラムについてもいろいろ書いていく予定です。

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すべてをわかりやすく解体する町山智浩氏の筆力 

今日は気分が優れなかったので
19時ごろからずっとNHKを
つけっぱなしにして
読書をしていた。
NHKスペシャル
「“35歳”を救え あすの日本 
未来からの提言」
とか、職業訓練校に
人がはいれないとか
いろいろ聞きながら・・・。

読んでいた本は
町山智浩氏の
〈映画の見方〉がわかる本80年代アメリカ映画カルトムービー篇 ブレードランナーの未来世紀 (映画秘宝コレクション)〈映画の見方〉がわかる本80年代アメリカ映画カルトムービー篇 ブレードランナーの未来世紀 (映画秘宝コレクション)
(2005/12/20)
町山 智浩

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この本の前作と思われる
映画の見方がわかる本―『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで (映画秘宝COLLECTION)映画の見方がわかる本―『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで (映画秘宝COLLECTION)
(2002/08)
町山 智浩

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主に1960-70年代、ハリウッドに
おけるニューシネマを解体
したのと同じように
1980年代のカルトムービーを
解体してしまっている。

とてもわかりやすい形で
(誰にもわかりやすい形で
と書こうと思ったけど、
やっぱりやめた)。

なぜここまでわかりやすく
書けるのか・・・・・。

揶揄するわけではないが
私は同時期に藤原帰一氏の
映画のなかのアメリカ (朝日選書)映画のなかのアメリカ (朝日選書)
(2006/03)
藤原 帰一

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を読んでいるのだが
藤原氏の本が国際政治学者
が書いたものらしく
非常に難解なのに対して
町山氏の上記二冊は
映画を、そして
強いてはアメリカを
完璧に解体して
わかりやすく、説明している。

なぜか?私も
休職をする前は
プレゼンの真似事を
したことからの経験から
言わせてもらえば
ある専門分野にある人が
その門外漢の人に
その専門分野について
説明するとしたら
せいぜい理解できる
わかりやすいことは
せいぜい全体の3%だろう。

町山氏の著作はいずれも
その3%をつなぎ合わせて
書かれている。
これが私なりに考えた
町山氏の著作の
「わかりやすさ」の正体だ。

莫大な量の文献の調査、取材
を行っておきながら
実際に自分の文章にするときは
97%をそぎ落とし、
文章を作っている。

もちろんまったく無駄が
ないわけではないが
そういう部分は私のような
雑学好きにはたまらない
「トリビア」で構成されている。
これでおもしろく
ないはずがない。

アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)
(2008/10/09)
町山 智浩

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この本の「帯」に
ビートたけしに
アメリカについて
一番詳しい学者は誰か?
と問われた水道橋博士
「町山 智浩」氏です。
と答えたと書かれてあった
(うろ覚え)。

私は水道橋博士は
よく知らないので
(お笑いタレントで
あることは知っています)
この言葉がどの程度の
ほめ言葉かはわからないし
学術論として肯定して
いいのかもわからない。

しかし広大なアメリカがいかに
いかに多様で独特で
そして無茶苦茶で
あるかを、とてもわかりやすく
書いている人が町山氏で
あることは間違いないと思う。

〈映画の見方〉がわかる本
80年代アメリカ映画カルトムービー篇
の「はじめに」には
町山氏は
「素素晴らしき哉、人生! 」
を挙げて、この映画が
アメリカでは決まって
クリスマス放映されること、
そして人生とアメリカを
祝福するということを
上記の本で述べられている。
また1980年代の映画の
ルーツがそこにあることが
書かれている。

素晴らしき哉、人生! [DVD]素晴らしき哉、人生! [DVD]
(2006/12/14)
ジェームズ・スチュアートドナ・リード

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私も最近この映画を
初めて見たのだが
(当然町山氏の
文に触発されて)
この映画の主人公の
ジョージは、努力して
自分の夢(大学に進学して
建築家になること)を
さまざまな機会ごと
さまざまな理由で諦めて
親の職業を継ぐことを
強いられた青年である。

その職業というか勤め先は
「住宅金融ローン」
とだけ日本語の字幕で
書かれるが、
実際には、金融から
不動産、家の建築の
斡旋などを広く包括した
会社らしい
(ジョージはその社長)。

親の代から続く
その会社のモットーは
「裕福でない人」に
対して低金利で
住宅を世話をすること。
社内のロビーには
「OWN YOUR OWN HOME
(あなた自身の家を持て)」
とでかでかと掲げられている。

ストーリー自身は
「クリスマス・キャロル」とか
「3人のゴースト」とかと
同じようにクリスマスに
奇跡が起こる物語。
(上記の映画では
悪人が改心するが
「素晴らしきかな」は
破産して絶望しかけた
善人にクリスマスに
幸福が訪れる)。

上記で「裕福でない人」と
書いたが、いわゆる
「貧乏人、サブプライム層」
に住宅ローンその他の
世話をすることが
ジョージの会社の仕事。
当然利益は上がらず
自転車操業を強いられている。

その代わりにジョージは
町の人々に尊敬されて、
家庭にも恵まれている
(裕福では決してないが)。

この映画を見ると
「自分自身の家を持つこと」
のアメリカ人の意識。
そしてそれを助けること
というのがいかに
アメリカにおいて尊敬され
慕われている職業かが
わかる。

なぜアメリカが
サブプライムローン問題」
発祥になったのかも。

この映画ではジョージは
自分の結婚生活資金を
投げうってまで
世界恐慌」を乗り切る
シーンがある。
自らの幸せを
捨ててまでも顧客を
守ったのだ。

2008年のクリスマスに
この映画は例年のように
放送されたのだろうか。

もし放送されたのなら
サブプライムローン問題で
見捨てられた
サブプライム層は
どんな気持ちで
この映画を見たのだろうか・・・。

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[ 2009/05/06 23:50 ] 趣味 | TB(0) | CM(0)
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アッキーのプロフィール

Sobrietor:アッキー
現在34歳、サラリーマンですがアルコール依存症と適応障害で休職から復職に向けて努力中。趣味と生きがいを求めて日々探求の日々です。
いまのところは自分の文章をすこしでも多くの人が読んでくれて
コメントしてくれるのが生きがいです。


属性:アルコール依存症、適応障害、社会不適格者から回復中
願い:打ち込める生きがい、趣味
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