デブでアル中だけれども、頑張ってみるかな! 「オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史」を読んで、その2

デブでアル中だけれども、頑張ってみるかな!

アルコール依存症と診断された日から、紆余曲折を経て回復の日々を綴る日記です。 アルコール依存症だけではなく、趣味やニュース、コラムについてもいろいろ書いていく予定です。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

「オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史」を読んで、その2 

簡単にブログを改造した。
表示される記事数を15から10に減らして、
バーナー数をだいたい半分程度にした。
これでだいぶ軽くなるはずである。

さて本題。
「オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史」を読んでだが
決してアメリカにおける(世界におけるでは無いのが残念だが)
日本の文化の広がりが、最近からのものではなく
1960年頃から始まるのゴジラ、ウルトラマン、ガッチャマン、宇宙戦艦ヤマト
などに心を揺さぶられたアメリカ人たちの、努力の賜(たまもの)で
あることが解る。

多くの場合、彼らはそれらを見て日本のプロダクションなどにそれらの作品の
米国における公開、販売、商品化権などの購入を
持ちかけ(日本側から売り込んだという記事は見あたらなかった)
それらを彼らなりにアレンジして着々とファンを増やしていったことが
綴られている。

この本には日本の特撮、漫画、アニメ、映画に心を動かされそれらを
米国に広げていった偉大な男たち(女性は確認できなかった)など
トップのプレイヤーたちから、日本でいうコスプレイヤー、
腐女子、引きこもりのフリーク、GEEK、など末端のファンまで広く
述べられており(多くは直接、ないしメールでインタービューを行っている)
実に面白い。

ちょっと今その本は手元に無いので正確な引用ができないのだが
「世界最年長のオタク」、「超美少女コスプレイヤー」、
「アメリカに「リング」(ホラー映画)を売り込んだ男」等々である。

また映像作品だけでは無く、日本の超合金をはじめとするおもちゃが
彼らにいかに影響を与えたかが、実際に影響を与えられた
パトリックマシアスの目から語られている。

「ガッチャマン」、「宇宙戦艦ヤマト」、「ウルトラマンシリーズ」等々が
古い時代はいかにアメリカに改造されて放映したかも正確に
述べられているのだ。

そしてアメリカにおける腐女子、オタクの実態もだ。
ちょとこの手の本における書評は苦手だ。

最後にこの本の著者におけるパトリックマシアスと町山智浩氏の関係に
ついて興味深いと思ったことを述べさせてもらおう。

この本はパトリックマシアスが「映画秘宝」と後一冊なにかの雑誌
(フィギュア王だったかな?)に連載されていたコラムをまとめたものだそうである。
掲載されている記事がその連載順になっているかは不明だが
本の最初の方では自己紹介などで自分らしさを出しているパトリックマシアスが
本の最後の方に行くにつれて、どんどん町山氏の文章に似てくることが
はっきり解る。

パトリックによる後書きによるとこの本、コラムの連載について
パトリックは実に厳しい町山氏の薫陶を受けたらしい
(罵詈雑言に近いものだったらしい)。
パトリックはサンフランシスコの友達にそれを愚痴るのだが
彼らがパトリックに同情して慰めの言葉をかけてくれたのに加えて
「彼女(ガールフレンドってことだろう)」にそれは日本における
「先輩、後輩」の関係なのよと、慰められたそうである。
(多分ライジングサンを見たことがあるのだろう)。
それを聞いてパトリックはああ、これが巨人の星や
あしたのジョーなどで描かれていた「日本式のしごき」
同じなんだなと気づくのだ
(つまり「先輩、後輩」ではなく日本式の「師弟」の関係である
とちゃんと理解している)。
私は最近町山氏の近著「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない」
を2/3ほど(立ち読みで)読んだのだが、本当に二人の
文章のスタイルは似ている。もうパトリックは町山氏の弟子と行っても
過言は無いだろう
(パトリックはアメリカで英語の本を出しているようなことを
書いているがそれまで影響を受けているかは不明だ)。

さて、後書きの最後にパトリックはアメリカにおいて日本の
アニメや漫画のファン(オタクってことだろう)ある男が
幼女を殺害してそれを食べようとした事件を挙げている。
なぜ挙げたか?
別にアニメが彼をそういった凶行に駆り立てたとも
関係ないとも述べているわけではない。

パトリックは日本のアニメを代表とするオタク文化がアメリカに
伝わって行くことにつれて起こることの不確定性原理を証明するものだと
この事件を述べている。

つまり日本の文化がアメリカにどんな影響を与えるかどうか
全く解らない(観察されるまでは)と言いたいのだろう。
熱烈なファンになりそれにより立派な業績を上げる人、
ただのファンである人、また殺人事件を起こすものなにが
おこるかどうか解らないと述べている。

この本の最後の章においてパトリックはブッシュ大統領が
日本のHENTAIANIMEやネットにおける規制を強化しようという
方針を挙げていることを述べている(多分失敗に終わったのだろう)。
ただ今回勝木諒が起こしたような事件がアメリカで再び起こり
オバマ大統領の政権下で規制が進まないという保証は何もない。

ぜひパトリックには太平洋の架け橋として
日本の文化の実態を米国上層部に伝えてくれないだろうか。
そのユニークな不確定性原理の話も添えて。

オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
(2006/08/09)
パトリック・マシアス町山 智浩

商品詳細を見る


アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)
(2008/10/09)
町山 智浩

商品詳細を見る



人気ブログランキングに参加しています。
ポチッと押していただけると嬉しいです。
人気ランキングバナー

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
スポンサーサイト
[ 2008/12/08 19:42 ] 自分について | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
優れもののカレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

05月 | 2017年06月 | 07月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -


アッキーのプロフィール

Sobrietor:アッキー
現在34歳、サラリーマンですがアルコール依存症と適応障害で休職から復職に向けて努力中。趣味と生きがいを求めて日々探求の日々です。
いまのところは自分の文章をすこしでも多くの人が読んでくれて
コメントしてくれるのが生きがいです。


属性:アルコール依存症、適応障害、社会不適格者から回復中
願い:打ち込める生きがい、趣味
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブックオフオンライン


i-mobile
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。