デブでアル中だけれども、頑張ってみるかな! 豊潤で未来のある世界、無い世界、枯渇しているけど希望のある世界①

デブでアル中だけれども、頑張ってみるかな!

アルコール依存症と診断された日から、紆余曲折を経て回復の日々を綴る日記です。 アルコール依存症だけではなく、趣味やニュース、コラムについてもいろいろ書いていく予定です。

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豊潤で未来のある世界、無い世界、枯渇しているけど希望のある世界① 

ブライアン・W・オールディスの「地球の長い午後HOT HOUSE(1962))」
トーマス・M・ディッシュの『人類皆殺し』THE GENOCIDES(1965) と
コーマック・マッカーシーの『ザ・ロード』THE ROAD)(2006)
の書評。

3作品ともで滅びかけている人類世界を描いた秀作。
人類皆殺しと地球の長い午後が書かれた1950~60年代は
渚にて(1957)、「博士の異常な愛情(1964)」
未知への飛行(1964)などの人類が滅びる危険性を
喚起する作品が満ち溢れていた時代。
ただし人類皆殺しで人類を滅ぼさんとしているのは
未知の異性人のが食料(多分)採取のために
地球上にまかれた植物、「地球の~」では地球の環境の長期にわたる
変化によって進化した植物である(ここがSFしている)。

それに対して「ザ・ロード」で人類を滅ぼそうとしているのは
明確な描写はされていないが「核の冬」であることは間違いない。
はっきり言って時代遅れだがそれを、補って余るほどの
文学的魅力をザ・ロードは持っている。

まず「地球の長い午後」から、太陽が燃え尽きんとして
地球の自転が止まっているくらい未来である。
(数十億年後!)正直、こんな未来まで
人類が現在の形のままで生きている
(厳密にはそうではないが)のは
はっきり言って非科学的である。
シーラカンスだって1億年位しか
存在していないのに「生きた化石」扱いなのに、
いくら知性があろうとも(それも失われかけた)
そこまで人類が今のままの形では
生き残っていないだろう。
まぁ物語は面白いし、
植物のほうの進化はしっかり描かれているので
良しとしよう。人類は「究極の生きた化石だ!」
未知の世界の描写が多いので、思い浮かべるのに
かなり脳のリソースを使うが、それでも飽きさせない。
世界は植物により豊潤だけど、人類は最強の
捕食者の地位を転げ落ちていて、進化した
肉食植物に生命を常に脅かされている。
そこでハラハラドキドキの冒険が繰り広げられ
そして人類(といえるほど多くないけど)
オルタナティブを迫られ
それぞれを選んだ人々が描かれ、物語は終わる。
どちらが滅びるか、生き残るかは解らないが
私は両方に「未来」が与えられていると
信じて止まない。1960年代の物語が
悲壮なラストの物語が多いのに対して
この終わりは好感をもてる。

まぁどちらも滅ぶにしても、もう物語の開始時点で
文明を持った人類が「数十億年」生き残っているという
設定なのだからもう種の寿命が尽きたとしてもいいだろう。
希望のある話が私は好きだ。
(もちろん例外はある)
地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)
(1977/01)
ブライアン W.オールディス

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[ 2008/07/21 17:59 ] 趣味 | TB(0) | CM(0)
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アッキーのプロフィール

Sobrietor:アッキー
現在34歳、サラリーマンですがアルコール依存症と適応障害で休職から復職に向けて努力中。趣味と生きがいを求めて日々探求の日々です。
いまのところは自分の文章をすこしでも多くの人が読んでくれて
コメントしてくれるのが生きがいです。


属性:アルコール依存症、適応障害、社会不適格者から回復中
願い:打ち込める生きがい、趣味
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