デブでアル中だけれども、頑張ってみるかな! 2008年07月

デブでアル中だけれども、頑張ってみるかな!

アルコール依存症と診断された日から、紆余曲折を経て回復の日々を綴る日記です。 アルコール依存症だけではなく、趣味やニュース、コラムについてもいろいろ書いていく予定です。
月別アーカイブ  [ 2008年07月 ] 
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ブログ更新休止のお知らせ 

お世話になっているさいたまマックと
父の提案により、しばらくブログの更新を
休止することにしました。

休止中も運動は続けますし、
ミーティングにも出続けます。
そして「善く生きてゆきたい」と思います。

必ず近いうちに戻って参ります。
ではごきげんよう。
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[ 2008/07/26 16:57 ] アルコール依存症 | TB(0) | CM(1)

About Mr. Yanashita Kiichiro. 

柳下毅一郎氏が私のフェイバリット映画評論家になった経緯を簡単に。
私が氏の名前を知ったのは大学生の頃
多分と学会「トンデモ本の世界」の学会員名簿だろう。
私の元には現在「トンデモ本の世界」と「トンデモ本の逆襲」があるが
その両方に氏は会員として名を載せているが
恐らく両方とも執筆はしていない。「トンデモ本の世界」には
執筆していないことは確実だ。
柳下氏が今でも会員かどうかは私の手元には
不正確な情報しかないので述べない。

まぁそれを置いておいて、こんな面白い奴らが
書いている、関係している本だったら
片っ端から読んでやる。と思って
読んだ本の一つが「映画秘宝 エド・ウッドサイテー映画の世界」だった。
これが私が氏の書いたものに触れた多分最初である。
これを読んで私の映画に対する考えが大きく変わった。
トンデモ本の世界が私の主に本に対する考え方の変遷をもたらしてくれたなら
「エド・ウッド~」は映画に対する私の考え方の変遷を
もたらしてくれたと言えるだろう。

私はこの本を読んだ後ティム・バートン映画「エド・ウッド」(1994)と
エド・ウッドが監督した映画
「プラン9・フロム・アウタースペース(1956)」と「怪物の花嫁(1955)」を
見たが、本当に泣けた。特にティム・バートン監督のものは・・・・・・。

それくらい衝撃的だった。
氏のウェッブサイトKiichiro Yanasita's Murderous Pageを見ると
驚く人がいるかも多いだろう。
映画の話も多いがシリアルキラー(連続殺人者)
それに関しての本も多く述べられているからだ。

それに関しては私はくどくど説明をするつもりはない
ただ、彼の著作や彼の関係する本を読んでくれと言うしかない。
彼が素晴らしい人物であり(氏はこのように誉められたくないだろうが)
映画評論家だということがわかるはずだ。

もし私の執筆スタイルは、誰に似ていると強いて聞かれたら
私は不遜だが柳下氏の名前を挙げるだろう。
正直似ているのではないかと思う。
また氏がガース柳下、と柳下毅一郎の二つのペルソナを使うのと
同様に、私も二つのペルソナを使う。
(私はもう一つのペルソナをジョン・スミス」と呼んでいる)
柳下氏はまさしく私に大きな影響を与えた人々の中の
1人なのだ。

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[ 2008/07/26 08:20 ] 趣味 | TB(0) | CM(0)

Earlier! 

今朝は朝5:30もアラームをセットしたが
結局起きれて運動を始められたのは
30分近く経ってからだ。
幸い晴れていたものの東の空は
曇っていてそれほど日差しも強くなく
また暑くもなかった。
もっと早く!
寝て起きなさい、今回は勘弁して
あげるから。という神の啓示だろう。
神はどこまでも情け深い。

体重 74.3Kg
体脂肪率 23.0%
体年齢 45歳
BMI 28.0
基礎代謝 1670Kcal
骨格筋率 32.0.%
内臓脂肪レベル 13.0
体幹皮下脂肪率 15.3%

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[ 2008/07/26 07:42 ] 減量 | TB(0) | CM(0)

Go to Bed early. 

サマータイム開始早く寝よう。

体重 74.9Kg
体脂肪率 22.6%
体年齢 45歳
BMI 28.2
基礎代謝 1683Kcal
骨格筋率 32.0.%
内臓脂肪レベル 13.0
体幹皮下脂肪率 15.1%

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[ 2008/07/25 23:34 ] 減量 | TB(0) | CM(0)

シネマハント② 

さてタイトルに偽りありといわれてもしょうがないと書いたが
やはりそのとおりに批判されていた。
Guarby氏が運営されているサイトGuarby's氏のブログの
ここをごらんいただきたい。
なおこの記事は柳下氏のサイトにトラックバックされており
氏はそれを承認されている。
ただしGuarby氏が間違えているのは「シネ・ハント」は
2008/9月号の時点でいまだに連載中であり、また
柳下氏はスタイルは違えど常に
「真面目に」映画を評論しているということだ。

柳下氏が本著の最後の樋口泰人氏との対談で
「悪口を言う(批判をする)方が簡単だが、褒めるのは難しい。」と述べている。
それに対して樋口氏は「悪口は芸がいる」と述べている。
(反論している訳ではない。)

その「芸の」形のひとつであり「お下劣」な形をとったのが
「ファビュラス・バーカー・ボーイズ」であり
「お上品」な形をとったのが「シネ・ハント」なのだ。

ただしGuarby氏の言うとおり、
題名だけを見てハリウッド映画がつまらない
理由を求めて買ってしまった人には
柳下氏は説明責任があるかもしれない。

私は本の題名を常に著者が決められるものではないという
ことを知っている「世界の中心で、愛をさけぶ」も編集者が
つけたものだ。もし編集者などの他人に
出版促進のために付けられたのならばそれを
潔いとしなくても(氏の性格ならありえる)
それを書いておくべきだったかもしれないし
また連載は「シネ・ハント」がなぜ
「シネマ・ハント」に変わったかもだ。
(日本の読者は何々の○○の理由とかやりかたという
類の本が大好きだ)

なお余談だが私は最初「シネマ・ハント」という題名を
聞いててっきり「赤狩り」を意味する英語が「Red hunt」で
それからとったものではないかと思ったが
その予感は外れた(リンク先を参照)。
シネマは一応フランス語だから、そっちも調べてみたが
それも外れた。映画史と赤狩りは切っても切り離せない
関係があるからだ。

さて話を元に戻すと、柳下氏が「商業化された」ハリウッド映画が
つまらなくなっているいくつかの理由というのは
実は氏がこれまで関わってきた
「映画秘宝」関係の本や氏の著作自体に
大いに書かれている。
それを知っている私だからこそ本作を読んでも
特に怒りもなく、別にハリウッド映画だけを扱っていなくても
批判ばかりじゃなくても、怒りは沸かなかった。
(ちょっとやばいんじゃないなとは思ったけど)

氏は多分自覚しているだろうけどその
「芸」の上に誤解されることも多い。
私は氏が関係している映画秘宝ムックの
「70年代映画懐かし地獄―あの頃映画は爆発だった!」
で氏が町山氏との対談(て言えるのかな)で
「70年代以降の映画は惰性で見ている」という発言を見て
だったら映画評論家なんかやめちまえ!
と本気で怒ったことがある。

2008/9/7追記、いろいろ後片付けをしていたら
「70年代映画懐かし~」が出てきました。
そこで見直していたところ両氏が惰性で見ていると言ったのは
70年代ではなく80年代以降の間違いでした。
また柳下氏は町山氏が最初に発言されているのに
同意するという形で上記に類する発言をしています。
ただ私が7/25に書いた感想はそれによって
変わっておりません。


しかし実際には氏は映画をいまなお愛しているし
また評価している。でなければ氏のブログにあるとおり
精力的に映画を観れるはずもないし
こんな本も書けない。
とにかく、「シネマ・ハント」は素晴らしい、
映画評論本だ。ただし決して批判本ではない。
題名が「シネマ・ハント」だけだったら
もっと高く評価されていただろう。

もしこの本を見て氏を素晴らしい
映画評論家と思われるのならば
ぜひ氏のほかの著作も見てほしい。

さしあたっては以下の2作をお勧めする。
70年代映画懐かし地獄―あの頃映画は爆発だった! (映画秘宝コレクション21)70年代映画懐かし地獄―あの頃映画は爆発だった! (映画秘宝コレクション21)
(2002/06)
映画秘宝編集部

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愛は死より冷たい―映画嫌いのための映画の本 (映画秘宝コレクション)愛は死より冷たい―映画嫌いのための映画の本 (映画秘宝コレクション)
(1998/08)
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[ 2008/07/25 18:11 ] 趣味 | TB(0) | CM(0)

My Precious 

今日の午前はステップ3のミーティング
午後はテーマミーティングでテーマは
「大切なもの」
私には両方とも発言の機会はなかったが
午後のテーマで機会を与えられていたら
こう発言していただろう。

私にとって大事なものは
命と健康とそして神への信仰です。
健康な体があれば、いろいろやりたいことが出来るし
親孝行も出来る、そして信仰さえあれば
「善く生きる」ことが出来ます。

私にとってミーティングは常に
前向きの発言の場なのだ。

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[ 2008/07/25 16:51 ] アルコール依存症 | TB(0) | CM(0)

Jesus is shining. 

太陽が輝いている。
明日からはもっと
早く起きて運動するようにしよう。
私のサマータイム導入だ。

体重 73.8Kg
体脂肪率 22.8%
体年齢 44歳
BMI 27.8
基礎代謝 1664Kcal
骨格筋率 31.8.%
内臓脂肪レベル 12.5
体幹皮下脂肪率 15.1%

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[ 2008/07/25 08:20 ] 減量 | TB(0) | CM(4)

Go to bed NOW! 

やばいもう寝なければ。

体重 74.4Kg
体脂肪率 23.9%
体年齢 45歳
BMI 28.0
基礎代謝 1667Kcal
骨格筋率 31.3.%
内臓脂肪レベル 13.0
体幹皮下脂肪率 15.7%

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[ 2008/07/25 01:11 ] 減量 | TB(0) | CM(0)

シネマハント① 

さて私が先のように長い記事を書いたのは
なにも「自分はこれまでこんなに映画を観てきたんだぞ!」
といいたい訳ではない。
(むしろ映画好きと名乗るには少ないほうだろう)
ただたまたま映画の本の書評を書こうと思って
帰ってきたらこんな番組がやっていたので驚いたのだ。
では以下から始まります。

柳下毅一郎氏の最新著作
『シネマ・ハント ハリウッドがつまらなくなった101の理由』
の書評。
氏は映画評論家を自称する人物の中で
私が信じられるといえる2人のうちの1人である。
(もう1人は町山智浩氏)。
映画秘宝関係の映画評論家にはまだ
信じるに値する方はいらっしゃると思うが、私の不勉強上に
この二人だけを挙げさせていただく。

これは雑誌「エスクァイア」(日本語版)
(公式サイトはこちら。)
に今なお連載されている柳下氏の「シネ・ハント」(シネマ・ハントではない)
の1996/9~2006/12連載分を再編集したものである。
ただしタイトルどおりに本当にハリウッドがつまらなくなった
101の理由が書いてあると思って手に取ると
だまされたと思われるかも知れない。

実際に載っているのは101の映画の批評である。
ただし一つだけ映画を二つ同時に紹介しているページがあるので
実際には102の映画を批評している。
また映画を1つ取り上げるたびに
2つか3つは他の映画に必ず触れられているため
触れている映画の数は200は軽く越すだろう。

じゃあ101の映画の悪口が書かれているのかというと
そうでもない、確かにほめていない映画も多いが
ほめている映画も多い(手放しで褒めているのは
「ロード・オブ・ザ:リングズ」と「少林サッカー」ぐらいか)。

またハリウッドの映画しか取り上げていないのかというと
そうではなく、邦画やインディーズ系の映画も取り上げている。

はっきり言って「タイトルに偽りあり」といわれても
しょうがない本だがそれを超えて余りある魅力が
この本はある。
それをこれから紹介したい。

シネマ・ハント (Eブックス・映画)シネマ・ハント (Eブックス・映画)
(2007/12/21)
柳下 毅一郎

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[ 2008/07/25 01:03 ] 趣味 | TB(0) | CM(0)

2006年:感動の映画ベスト100 - 100 Cheers  

今日AAのミーティングから帰ったら「AFI選出アメリカ映画・勇気と感動
ベスト100」という番組をやっていた。
私が見始めたのは65位ほどぐらいからだったが、そこから全部見てみた
ネットを探したら、雑作なくリストが見つかったので
私が観たことがある映画だけをリストアップしてみたい。
なおリストはこちら
100:炎のランナー
98:ベストキッド
93:ビューティフル・マインド
80:ベーブ
79:十戒(1956)
78:テルマ&ルイーズ
77:ドライビング Miss デイジー
73:エリン・ブロコビッチ
68:愛と青春の旅立ち
63:レインマン
62:ブレイブハート
60:キリングフィールド
59:ダンス・ウィズ・ウルブズ
58:未知との遭遇
56:ベンハー
52:今を生きる
51:カラーパープル
47:2001年宇宙の旅
45:黄昏
44:スパルタカ
41:サウンド・オブ・ミュージック
39:スターウォーズ
37:フォレスト・ガンプ~一期一会~
33:街の火
32:カサブランカ
31:グローリー
30:アラビアのロレンス
29:ガンジー
28:フィールド・オブ・ドリームズ
23:ショーシャンクの空に
21:夜の大捜査線
20:フィラデルフィア
19:ライトスタッフ
17:カッコーの巣の下に
12:アポロ13
10:プライベートライアン
6:E.T
5:スミス都にいく
4:ロッキー
3:シンドラーのリスト
2:アラバマ物語

ざっと41作品といったところだろうか。
私と父と母で見ていたのだが、
私たちはてっきりアメリカが選んだベスト映画100
だと思ってみていた。
実際に調べてみると「感動する映画」だった。
であり2006年に選出されたものだった。
2007年には100 Movies (10th Anniversary Edition) が選ばれており
リストはこちら
そのうち10位以内をみると私が観たことがあるのは
8:シンドラーのリスト
7:アラビアのロレンス
3:カサブランカ
2:ゴッドファーザー
1:市民ケーン
となる。
(なお、ざっと数えたところ100以内で
私が観たことがあるのはのは41作品だった)

この中で5作品選べといわれたら
5:市民ケーン
4:ゴッドファーザー
3:プライベートライアン
2:ロッキー
1:ETとなるだろうか・・・・・・。

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[ 2008/07/25 00:16 ] 趣味 | TB(0) | CM(0)

The meeting and The Life. 

今日のミーティングのテーマはこれまでにないものだった。

まず午前は「ミーティング」
ミーティングは何百度も出席しているが
このテーマ自体は初めてだ。

私なりにどうしても過去の悔恨から
暗くなりがちなAAミーティングに
喚起を促したつもりだ。

午前中のミーティングのテーマは
「命」なんでも司会者の息子さんの元同僚が
(彼がアルコホーリクだかどうかは知らないが)
7/19に現場の事故で亡くなったそうだ。
司会者はお通夜などには出なかったようだが
故人と親しい仲だったらしく
本当にその死を悼んでいた。
私なりの追悼をさせてもらった。

CIMG4855改変
冷風送風機(手前の白い箱)
でなんとか生きている二つの「命」
しかし気温は35℃近くを指している。
さぞ暑いだろう。

CIMG4855改変
私が帰ったのですぐにクーラーをつけて
場所を移動させた。
気温は28℃まで下がった。
少しは快適になっただろうか?

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[ 2008/07/24 16:54 ] アルコール依存症 | TB(0) | CM(0)

退所~It's all my fault. Save me God please. 

退所させられるかもしれない。
私の愚行が招いた咎(とが)だ。
私はただ祈る。
「全て私の責任です。神よお助けを!」
[ 2008/07/24 16:05 ] 自分について | TB(0) | CM(0)

The Pain is The Sign. 

今朝ランニングを始めたら
前傷めたのと同じ場所(左足の鵞足)
に痛みが走った。
まだ走るには早すぎるということだろう。
私は競歩だけに切り替えた。

悔しいとも残念とも少しも思わない。
この痛みは神の啓示なのだから。

神は常に私を見守ってくれる。
昨日の夜サボらなければ
啓示はもっと早く訪れただろう。

体重 75.0Kg
体脂肪率 22.6%
体年齢 45歳
BMI 28.2
基礎代謝 1685Kcal
骨格筋率 32.0.%
内臓脂肪レベル 13.0
体幹皮下脂肪率 15.1%

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[ 2008/07/24 08:20 ] 減量 | TB(0) | CM(0)

Who the hell are you? 

最近とんでもない事件を起こす輩が多い。
親殺し、通り魔いろいろだ。
埼玉県川口市の女子中学生が父親を
刺し殺した事件でも彼女が寄せた文集が
テレビで公表されていた。
彼女が高校生、大学生、社会人だったら
それに応じた年齢の文集やその他が公表されるのだろう。

私自身はそこまで気がふれているつもりはないが
いつなにやら、なにかをやってしまうかも知れない。
そんな不安から自分が過去書いた文章を実家で漁った。

まず中学生の卒業文集
内容はこれ
修正後
名前などはモザイクをかけさせてもらった。

うむこれだったら私がなにをやってもこの文集自体は
「異常性の証」というレッテルを貼られることはないだろう。
中学生はまさに私の最高の青春時代だった。
運動は長距離以外は出来なかったけど、
勉強は学校でトップクラスで
淡い本当の初恋もしていた。

さて高校生では私は文集を二つ書いている(はずである)
はずであるというのは今回1つしか確認できなかったからだ。
その文集は宇宙飛行士の若田光一氏が
わが校で講演を行ってくれた記念に
編まれたものだ。
論文のテーマは自由だったが、私は「AIDS」を取り上げた。

当時の私はAIDSを死病と捉え、治らない確実に死をもたらす病気と
仮定して自分なりに考えたその対策を書いてある。
(この認識は現在では半分当たっているともいえるし、
間違えているともいえるだろう。)
ワープロ書きなので今でもはっきり読める。
その中で私は増えすぎた人類の均衡をもたらす
地球の使いとしてこの病気を捉え
医療費の増大からくる問題から「安楽死」の是認。
発展途上国への「教育の徹底」などを唱えている。
そしてそれに反対するだろう人々を「人権屋」と皮肉っている。
今の私はAIDSが必ずとも「先進国では」死病ではないことを知っているし、
また地球の人口も「適切に富が配分されれば」十分まだ増える余地があることを
知っている。また私はその論文で科学の限界が近づいていることを
「予言」しているが、今の私は科学の発展はまだまだ続くことを信じて
止まない。
当時の無知を言い訳にするつもりはない、なぜならば
得た知識をもとにいまではもっと「科学的」な論文を書くことはできるが
根本的な考えはあまり変わっていないように思っているからだ。

もう一つの発見できなかった論文は私の覚えている限りは
当時私が抱いていた凶悪犯罪をはじめとする、不正に対する
怒りから書かれた物だ。
私が覚えている限りは、犯罪者(故意の)は徹底的に
「死刑!」にしてしまって
そこからくる恐怖から日本のモラルを取り戻そうというものだ。
はっきりいってロベスピエールよりすさまじい。
窃盗とかの軽犯罪でも繰り返せば
(一回でもかもしれない)死刑にしてしまえといっているからだ。
その代わり過失の犯罪は今より軽くするべきだと唱えている。
処刑された人の肉体を「徹底活用」すべきだとは
書かなかったと思う(と願いたい)。
原文もなにもないからはっきりと確認はできないが
今の世間からみたら「行き過ぎた正義感」から来た
狂気の論文とみなされるだろう。
私もそう思う。
そして実は根本的な考えはあまり変わっていない。
だいぶマイルドにはなっているけど。

高校生の私の論文を見ると
「お前はいったい誰だ?」と問いかけたくなる。
過去の自分だとは知っていても。

少なくも今の私はSFを当事よりは深く知り
「臨界点」(科学の進歩に人間の大部分が追いつけなくなる時)
が来るのを信じて止まない。

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[ 2008/07/24 06:52 ] 自分について | TB(0) | CM(0)

フェローシップ in 新潟⑩~Going Home~  

帰りのバスは皆疲れていたのか静かだった。
眠っている人も多かった。
(アスカちゃんは元気だったが)
とくに何事もなかったが、
前に座っていた小母ちゃんが
「他のバス(全部で4台で旅行をしていた)は
喫煙可なんだから、皆に感謝しなさいよ!」
と言ってきた。どうやら昨夜の海の家でも
喫煙に関して嫌な思いをしたらしい。

私はミーティングで発言したことを後悔するとともに
(本来ミーティングで述べたことは、その会場だけに
とどめるのが約束なのだがこの手の約束は
モラルの低い人には通じないのは万国共通だ)
「その他のバス」に乗っている子供が
気の毒に思った。またそんなことを言われなければ
もっとみんなに普通に感謝できたのにと思った。

ちなみに彼女は休憩時間にバスに遅刻してきて
(もちろん喫煙が原因だ!)皆に謝っていた。
私はもちろん許したが、先の発言がなければもっと
寛大な気持ちで許せたのにと思った。

なお彼女は自称「妬み恨みつらみの強い」性格だそうで
少なくとも昨日まで私はずっと、このことについて
言われ続けている。もういい加減にして欲しい。

道はそれほど込んでいなかったが
時間はそれなりにかかり、夜のAAミーティングに
間に合わなくなることが確実となった
(日曜日はたいてい6時に始められる)
所長の配慮によりバスの中でミーティングが
行われることになった。
テーマは「解決はある」、私は神の恩恵があれば
何事にも解決はある!
とぶとうと思ったが
多くのアルコホーリクにとってはそれは
虚しい言葉に聞こえるのが解っていたので
そこはごまかし、実行委員会への人への
感謝と謝罪(謝罪のわけはいつか説明するときが
来るかもしれない)を述べた。
私は早いうちにスピーチの機会が訪れたのだが
私の判断は正しく、後はみんなの暗~い話が続いた・・・・・・。

無事バスは駅に着き、今日まで他の仲間が
帰りに事故に遭ったという話は聞いていない。
全体的には非常にいい旅行だったと思う。

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[ 2008/07/23 18:38 ] アルコール依存症 | TB(0) | CM(0)

フェローシップ in 新潟⑨~Lunch time~  

さて飯時だ。

メニュー一覧。私はカツ丼を頼んだ。


なかなか美味しかった。なお写っている煙草は
断じて私のものではない!

12:30頃出発だと思っていたが
実際には1:15で私は寝そべって海風を楽しんだ。
日焼けしないように努力したせいか
ヒリヒリするほど焼けていないが
「海に行ってきました」と威張れるくらいには
日焼けしてくれた。
いわゆる”土方焼け”だがいい感じだ。
(なぜ”どかた”で土方と変換できないのだ!
”ひじかたやけ”で変換できた。土方が差別用語だといいたいのか!
なお1日目の強い日差しの中で海に入った仲間の中には
本当に気の毒なほど日焼けしている人がたくさんいた。

時間が来て私たちはバスに乗り
帰路に着いた。

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[ 2008/07/23 18:10 ] アルコール依存症 | TB(0) | CM(0)

フェローシップ in 新潟⑧~From the shore reef to the Lighthouse ~  

軽く運動をして海に入ると
私はブイのところまで泳いだ。ブイは海岸から50~70m
付近に設置されており、当然そこを超えて泳いではいけない。
波はそれなりに高く、ブイに行くまで何度か海水を顔に被ったが
昔新潟に住む従兄に教わった、高波を超えてジャンプするときは
波に向かってジャンプしてはいけない、波に従うようにジャンプするんだ
と言う言葉を思い出し、実践してからは大丈夫だった。

ブイのところまでいくとさすがに足は付かない、
私は立ち泳ぎと平泳ぎもどきをして50mほど泳いで
まずあがった、次に100mほど泳いだ。
なお私は鶴見済「完全自殺マニュアル」の入水(じゅすい)の
項目を読んでから以来、絶対に海のような場所では
顔をつける泳ぎ方をしないことにしている。
最初は泳いでいる途中に高波を顔に被り
塩辛い思いや、気道や耳に海水が入る
不快さを味わったが、そのうち慣れて
快適に泳げるようになった。

私は遊泳海岸の端にある岩礁からもう片方の端にある
灯台へブイを伝って泳ぐことにした。

灯台からみた光景、はるか向こうに堤防が見え、それよりずいぶん
近くに人工の岩礁が見える。


岩礁を最大限にアップした画像。
後で早足で泳いだ距離を歩いてみたら
7~8分かかった。600mというところだろうか
海の家に帰ったら2時間以上海にいたことに
なっていて驚いた。
海にいる間はほとんど泳いでいたから
たっぷり1時間30分以上は泳いでいたことになる。
シャワーを浴び、着替えてから灯台に登った。

灯台近影、昨夜稼動しているのをみたが
灯台が稼動しているのを見るのは産まれて
初めてだった。


灯台の説明。クリックするとアップになります。


完全自殺マニュアル完全自殺マニュアル
(1993/07)
鶴見 済

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[ 2008/07/23 17:51 ] アルコール依存症 | TB(0) | CM(0)

フェローシップ in 新潟⑦~Swiming in the Sea~  

さてミーティングが終わると、私たちは寺泊に買い物を行く人と
残って海水浴をする人に別れた。
12:30頃に合流予定とのことだ。
私は寺泊は何度も行った事があるし
お土産を買うつもりもなかったので、
残って海水浴を楽しむことにした。

この浜は遊泳可だし、監視所もあるし、シャワーも脱衣所もある。
申し分のない環境だった。


海の家から見た朝の浜の風景。
1枚目に灯台が見える。
ひどく曇って見えるが、実際にはもっと明るく
また暖かだった。

私は日焼けは趣味ではないので、絶好の海水浴日和だった
私は海に入り泳いだ。海水は最初は冷たいようだが
すぐになれた、前日(19日)は日差しが照って暑かったので
その熱を残しているのだろう。
私は神の配慮に感謝して海水浴を楽しんだ。
詳しい内容は次の記事で。

余談だが、海底二万里には昔読んだときには
コンセーユがある海に手を突っ込んで、海水の温度が
体温とまったく同じ温度で、そのことに驚くシーンがあった。
体温と同じ温度というと36℃だ。お湯である。
海水は0度~28度が今の常識だから
この記述は間違えていることになる。
私が今回読んだ新訳には、このシーンはなかった。
訳した際に削除したのだろうか?
それとも不自然なところを削除した版を
忠実に訳したのだろうか?

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[ 2008/07/23 08:25 ] アルコール依存症 | TB(0) | CM(2)

フェローシップ in 新潟⑥~Good Morning~  

私たちは宿に帰った。
9時前だった。
後は特にすることはない。
私たちは布団を敷いて
あるものは横になってテレビを見たり
また私のように本を見たり、
下の広間で煙草を吸って歓談したりと
いろいろしてすごした。
仲間の1人が部屋にあるテレビで
時をかける少女」(新作のアニメのほう)
を見ていたが、私は前見たことがあるのでみなかった。
ただ、私的爆笑シーンにはしっかり笑いの突っ込みを
入れさせてもらった。

さてこの部屋は六畳で布団を5枚敷くのがやっとなのだが
私たちは6人で泊まった。
これは私がごたごたして参加を最後までぐずっていたためだ。
本来5人で泊まるはずのところが6人になってしまったのは
私のせいだ。快く許してくれた仲間に感謝したい。



私たちが泊まった部屋。翌朝撮ったものである。

私は「「Y」の悲劇」を読んでいたのだがいつしか眠ってしまった。
11時頃だろうか、翌朝目を覚ましたときは6時頃だった。
特にすることもないので布団に入っていた。
仲間の幾人かは朝の5時に起きて、近くにある
有名な神社に行ってきた。
私は寝る前にそのことは知っていたが
とくにそういう趣味はないので、参加しなかった。

朝食(8時ごろ)に朝食をとり
8:30頃にミーティングを始めた。
参加人数は20人ほどだっただろうか。
テーマは「旅行について」短いながら
運営委員会への感謝を述べさせていただいた。

さて繰り返しになるがミーティング中は禁煙だ。
なんと「職員」の1人が煙草を吸い始めた。
私は連鎖的に他の人も煙草を吸い始めるのではないかと
恐れたがそうならなかった。私たちの多くが煙草を我慢している中で
彼だけが煙草をうまそうに、涼しい顔で吸っていた。

私たちは全員何らかの依存症を抱えており
また多くが喫煙者である、彼に煙草を吸わせた理由を
帰納的に考えると彼が伝統8を破っている人間だと
いうことになる。

アルコホーリクス・アノニマスはあくまでも職業化されずアマチュアでなければならない。ここでいう職業とは、料金を取って、あるいは給与をもらって、アルコホーリクをカウンセリングすることをいう。しかし私たちのサービスのために人を雇う必要のある場合、アルコホーリクを雇うことができる。これに対してはそれ相応の報酬が支払われてよい。しかし私たちが行う通常のAAの「十二番目のステップ活動」は常に無償でなければならない。

ああ、伝統を破ることがここまで精神の腐敗をもたらすとは、
彼の魂に救いのあらんことを!

また楽しいはずの旅行にケチがついた。

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[ 2008/07/23 07:45 ] アルコール依存症 | TB(0) | CM(0)

Cloudy Morning ② 

曇りの朝だ。
私の心を表しているのだろうか。

体重 74.3Kg
体脂肪率 24.2%
体年齢 46歳
BMI 28.0
基礎代謝 1663Kcal
骨格筋率 31.0%
内臓脂肪レベル 13.0
体幹皮下脂肪率 15.9%

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[ 2008/07/23 07:26 ] 減量 | TB(0) | CM(0)

寝る、疲れた。 

寝る。今日の夜のテーマは「精神的に疲れること」だったが
本当にいろいろあって疲れた。

体重 74.5Kg
体脂肪率 23.3%
体年齢 45歳
BMI 28.0
基礎代謝 1672Kcal
骨格筋率 31.6.%
内臓脂肪レベル 12.5
体幹皮下脂肪率 15.5%

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[ 2008/07/23 00:53 ] 減量 | TB(0) | CM(0)

Yの悲劇~The God's Judgement,His one,My one.~③ 

まずは有栖川有栖氏の「あるYの悲劇」、
結論からいうとこれが一番面白くなかった。
物語は正統な推理小説の風だが
主要人物が20代の夢を追い求めるロッカーというのがいただけない。
今の彼らの現状を見るととくに。成功しているインタネット投資家(本作は
ネットバブル崩壊前に書かれていると思われる)とかもう過去の人物が
主要人物だし、フーダニットとかハウダニ ット、ホワイダニットすべてが
三流だ、はっきり言って。ダイイング・メッセージもいただけない。
とくに後述の法月綸太郎氏の作品を読んでみると特に。
物語の結末が悲劇に負けずに明日へ向かう若者たちというのも
私にとっては「イタ」すぎる。
何よりも許せないのが有栖川有栖が本名だと、作中の本人に
言わせていることだ。もちろんこの作品はフィクションであり
登場人物も架空の人物とすれば、許されるのかもしれないが
(私はそう思わない!)私のように始めて、彼の小説を読んだ人は
信じてしまう。私はウィキペディアで始めてそれが違うということを
知り、googleで調べたところ、どうも本名は有栖川ではないことは
たしからしい。私がこの小説を読んでほぼ唯一感心したことが
これでは・・・・・・・。最下位決定!!!

つぎは篠田真由美氏の「ダイイングメッセージY」これは2位
物語の設定が今なお古くなっていない。またこれは
推理小説とは厳密にいえないが(犯人といえるような人物がいない)、
全体を通した物語の進行具合、
そしてダイイング・メッセージYの意味にはうならせてくれる。
トランスセクシャルGIDが一部混同している表記が
あるのが惜しいが物語りにドラマ性を多く求める私としては
問題ない。
この短編の主な舞台は「舞台」である。つまり主要人物
が演劇部の人間であり、いわゆる劇中劇があるのだが
これがなかなか面白い。本作品はこの短編集では
一番短いが、篠田氏はこれを舞台の脚本をイメージして
書いたのではないだろうか、私は演劇は学校のプログラムでしか
見たことがなく、いわゆる身銭を切って見たことは一回も無い
(オペラも、歌舞伎も、その他現代劇も)人間だが
もしそういうタイプの人間だったらもっと楽しめただろう。
素人考えで恐縮だが、これは舞台劇に直せば
高校生から大学生の演劇部の良い題材になるのではないか。

二階堂黎人氏の「「Y」の悲劇-「Yが増える」」私の技術では
出来ないのだが、タイトルに二文字出てくる「Y」のうち
一文字目の「Y]の悲劇のYは時計回りに45°回転している。
いわゆる写植屋泣かせの文字だ。登場人物に
二階堂氏の「奇跡島の不思議」(角川文庫)の面々が
登場する。彼らは自分が小説の登場人物であることを自覚しており
読者に語りかけるという二階堂氏いわく「メタ・ミステリー」だ。
メタミステリーとはなにかとは推理小説のメタミステリーの項か
メタフィクションの項を参照、私も実は始めて知った言葉だ。
こういう話は「イタイ」話が多く、耐え切れなくて
途中で読むのを止めてしまう事が私はよくあるのだが
この話はそんなことはない。
なかなか面白く読ませてくれる。
この物語はハウダニイッツと
この本の編集者に対する皮肉が利いている。
(この本は前述のとおり有栖川氏を4人の作者によって書かれており
多分第三者による各々の短い作者紹介と作品が載っているが
この本の編集者は「講談社」から出した作品しか載せないという
狭量なところ(いろいろわけはあるのだろうが)を見せている。)
ただしSF的見地から見ると人工の光による光圧(放射圧)
一瞬といえど、人一人を吹っ飛ばせるまで強くなれるものかは
非常に疑問だ。登場人物には科学に強そうな人物が出てくるので
そこを突っ込んで納得できる回答があればよかったのだが・・・・・。
と言うわけで3位だ。

栄えある一位は(私の主観だけど)
法月綸太郎氏の「イコールYの悲劇」だ。
4作品の中で一番本格的な推理小説である。
登場人物がクイーンの「Yの悲劇」について
一言も言及していないのも良い。
上記3作は本家「Yの悲劇」を読んでいないと?
な部分が多い。まぁYの悲劇に捧げる本なのだから
それはそれで構わないのだが。
ただし。『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』の編集長を
勤め、英米ミステリの紹介者である都筑道夫氏の
エラリー・クイーンについてのエッセイが引用されている。
そのエッセイはYの悲劇についても書かれているが
引用部分を見る限りはネタバレをしてないし、
法月氏が「イコールYの悲劇」を書いた動機というか理由を
明確に物語ってくれている。
こういう知性あふれる引用は大好きだ。

「イコールY~」は一番「Yの悲劇」のプロットからから逸脱しているようで
実は作者がクイーンのこうあるべきと思う魂に一番近づいているのでは
ないかと思う。

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[ 2008/07/22 18:53 ] 趣味 | TB(0) | CM(0)

Yの悲劇~The God's Judgement,His one,My one.~② 

Yの悲劇はもうただひたすら「素晴らしかった」の一言だ。
私は実はフーダニットとかハウダニ ットとかはあまり興味がなく
ホワイダニットに一番関心がある。
(私が「金田一少年の事件簿」とかでそれらを推理しても
当たったためしがない)漫画で無理なんだから
小説ではさらに無理だろう、また映画「スクリーム」は傑作だが
やっぱり私には犯人は???だった。
だから私は推理小説で全ての推理要素が提示された後
本物の推理小説ファンがやるように「犯人やトリック」の
考察をせずに、そのまま読み進めドラマ、トリックと動機を楽しむことにしている。

私の読んだ「Yの悲劇」は児童向けだが十分に面白さを
伝えてくれたフーダニットとかハウダニ ットは正直
あまり面白くなかったし(あまり関心がないから)、
ホワイダニットもそれほど面白いものではなかった。
SFファンはワンダーを求めるのだ!しかしラスト、いわゆる「オチ」は素晴らしい。
私はこの「オチ」こそがYの悲劇を傑作たらしめ、
多くの人を惹きつけているのだと信じて止まない。

物語の終盤で探偵のドルリー・レーンは事件の幕引きを
「神の裁き」に任せる、「彼の判断」によって。
これ以上は言わない、ネット上にには私より素晴らしいYの悲劇の書評がいくらでもある
ぜひ「読んだ後」でそれらを読んで欲しい。

さて「私の書評」の番である。
これは本家ではなく、「Yの悲劇」に捧げた『「Y」の悲劇』に捧げよう。
これは2000年に出版された有栖川有栖篠田真由美二階堂黎人法月綸太郎
のYの悲劇への挑戦でありオマージュであり競作である。
これらは全て書き下ろしであり、また彼らは後書きなどでこれらの自作に対する
解説などを一切していない、判決は読者に任せるということだろう。
潔い態度だ気に入った!
ふつつかながら、私にもやらせてもらおう!

「Y」の悲劇 (講談社文庫)「Y」の悲劇 (講談社文庫)
(2000/07)
有栖川 有栖二階堂 黎人

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[ 2008/07/22 18:26 ] 趣味 | TB(0) | CM(0)

Yの悲劇~The God's Judgement,His one,My one.~① 

「Yの悲劇」を読んだ。
恥ずかしながら私はこれまでこの作品を
読んだことがなく、またエラリー・クイーン作であることさえ
知らなかった。「○の悲劇」と言う言葉はそれまで何度も目にしていた
ただあまりにも多すぎてどれが本家かわからなくなっていたのだ。
たとえば私のお気に入りの作曲家である久石譲は「Wの悲劇」という
映画(原作は小説)の音楽を書いているし、
googleで「Yの悲劇」で検索すると252000件ヒットするのに対して
「Aの悲劇」が831000件、
Bが652000件、Cが636000件、Dが3620件、Eが682件、
また検索の過程で少なくともA、C、I、Oには
その文字を使った小説があるらしいことがわかった。
(推理小説かどうかは知らないが)これほどまでに人口に膾炙しているのだから
さぞ本家は凄いのだと思っていたが、読売新聞の書評で
「最高の推理小説、ぜひ読んで欲しい」という文章で
「Yの悲劇」が紹介されていた。
私はこれこそ本家だと思ってその「題名だけを」手帳に書きとめ
図書館の検索端末に向かった。
まずヒットしたのが有栖川有栖の「Yの悲劇」私は彼の名前だけは
知っていたが本を読んだことは無かった。
「へー、彼が書いたのか、いい機会だから読んでみよう」と思い
文庫棚に向かった。文庫本の「アリ」の項目ではなく「ワイ」の項目で
あった。どうやら本家はエラリークイーンであり、
これは有栖川ら4人のオマージュ短編集であるらしい。
私は再び端末に向かい再び「Yの悲劇」で検索を行ない
該当する本を探した。児童向けの本しかなく
しかも私が訪れた図書館には無かった
(この場合取り寄せになる)
多分エラリー・クイーンで検索すれば本館にもあったのだろうが
知恵が廻らなかった。
とりあえず、先述の短編集だけを借りて私は図書館を後にした。

(推理小説ファンからみたら、さぞ滑稽に思われるだろう。)
後日本が届いたという報せがあり、私はそれを借りて読んでみた。

Yの悲劇 (ミステリーボックス)Yの悲劇 (ミステリーボックス)
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これが私の借りたもの、飽くまで児童向けである。

Yの悲劇 (講談社ルビー・ブックス)Yの悲劇 (講談社ルビー・ブックス)
(2001/11)
エラリー クイーン

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大人にはこちらの方がいいだろう。


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[ 2008/07/22 17:55 ] 趣味 | TB(0) | CM(0)

フェローシップ in 新潟⑤~The Campfire~  

さて夜はキャンプファイヤーだった。
キャンプファイヤーを囲んで皆でミーティングを
行うのだ。枯れ木で山を2つつくり
時間差をつけて火を付ける。

なかなか豪勢に火が上がった。灯油やガソリンの類は
用いてない模様。

気になったのは集まった人たちの中に
「実行委員会」の人や「施設の職員」の人の姿が
ほとんど見られなかったこと。
私の施設からは職員が3人参加しているが
1人しか確認できなかった。
その他私の知っている主だった顔ぶれも見当たらなかった。
なんでも打ち合わせをしているそうだ。
「正直この時間にやらなくてもいいのに・・・・・」
と私は思った。

新潟の施設の新人の(今年になったばかり)の職員さんが
「えーと、何をやるのか解らなくて困っているんですけど・・・・・」
とかろうじてミーティングを始めてくれた。
どうやら彼は何も実行委員から知らされていないらしい。

前述のとおり、今回のフェローシップにはわれわれアルコール依存症
だけではなくギャンブル依存症の人々も参加している。
われわれは自然とグループで集まって輪を作った。
輪を囲み時計回りに発表というか一言スピーチを行った。
最初はギャンブル依存症の人々がスピーチをした。
私たちアル中のの多くがアルコール依存症(これが一番多い)、か「アル中」の
何々です。と名乗るのに対して、たいてい彼らは
「脅迫的ギャンブラーの何々です。」と名乗る、
ギャンブル依存症とか名乗る人は1人もいなかった。
「病的ギャンブラー」、ただ「ギャンブラー」と名乗る人もいたが
少数だった。
また脅迫的ギャンブラーさんたちは非常に元気が良い、
また短いスピーチでも非常にユーモアがある。
私は彼らのスピーチに圧倒された。

彼らのスピーチが終わると、われわれアルコール依存症者の
スピーチが始まった。一気に気温が10℃は下がった気分が
私にはした(もちろん例外はあるが・・・・)。
私の番がやってきた。私は精一杯声を張り上げて
「アル中の○○です!、病的ギャンブラーさんたちの
元気さとユーモアをわれわれアル中にも分けて欲しいです!」
と絶叫した。笑いは取れなかったが、声は隅々まで
聞こえたらしく、私の火をはさんで対極にいる
ギャンブラーさんたちがみな拍手をしてくれた。
(注:○○には私の本名が入る、あと私は脅迫的ギャンブラー
というつもりだったが言い間違えて「病的」と言ってしまった。)

みなのスピーチが終わると、明らかに司会者の新潟の新人職員さんは
困った様子だったが、ギャンブラーさんたちが「夜空ノムコウ」(歌詞はこちら)と
アンコールで「世界で一つだけの花」歌詞はこちらを歌ってくれた。
「世界で~」はなんと手話つきだ。
多分聾唖学校かその関連施設で披露したのだろう。
本当に素晴らしかった。もうひとつ素晴らしかったのは彼らの誰一人として
ミーティング中に煙草を吸わなかったことだ。

私たちアル中は平気でスパスパ吸っていた。
吸殻を火に放り込むならまだしも、地面に投げ捨てる人も多く
私は怒りを覚えた。
真っ先に煙草を吸い始めた人が「やっぱりギャンブラーさんたちは
私たちと違って薬物に脳をやられていないから」と彼らをほめていたが
私は「モラルもですね」と付け加えたくてしょうがなかった。

終盤の炎、この後いわゆる「炭状態」になった。

困ったのは火の片付けがどうするかをだれも決めていなかったことだ
新潟の職員さんは困った様子だったが解散の令を出した。
私たち施設の人間はほとんどが残り、火を見守っていた。
しばらく雑談をしたが、火をどうしようということになった。
私は「私が連絡を取れる最高の責任者」である所長に
携帯で電話をかけた。返って来たのは「留守電コール」だった。
1人の献身的な仲間(恐らく実行メンバーではない)
が火の当番を申し出てくれたので
(もう少し火が消えたら砂をかけるそうだ、バケツの準備は
まったく無かった)私たちは宿に帰った。

結局火を消しても焼け跡は放置されたままだった。
翌朝7時ごろ早起きの仲間が片付けにいったが
海の家の親父さんに「お前らに良心はあるのか!」と
怒鳴られたという。(当たり前だ!)

楽しいはずのキャンプファイヤーにケチがついた。

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[ 2008/07/22 17:26 ] アルコール依存症 | TB(0) | CM(0)

フェローシップ in 新潟④~海の家~  

初めてのサブタイトルが日本語だが適当な訳語が
無いのでしょうがない「Seaside Hotel」と訳したら
誇大広告で訴訟ものだろう。

バーベキューが終わるとジャンケン大会があった。
1人の代表が全体を相手にジャンケンをして
勝った人から運営側が用意した商品が入った袋を
とってゆく。
例年はビンゴかなにかもうちょっとギャンブル性の高い
ものをやっているらしいが、
今年はギャンブル依存症の人々の団体も
参加しているので「遠慮」して今回の形になったそうだ。
私は2回目に勝ち、小さな手鏡と詰め替え用のシャンプーを
もらった。これは30を過ぎたら顔に責任を持ちなさい、と
頭は毎日洗いなさいという神の啓示と私はとった。
今朝早速その手鏡で鼻毛を切った。
バーベキューの片づけが終わると私たちは
バスにのってどっかの健康施設の大浴場で汗を流し
それからまたバスにのって、海の家についた。

海の家を3件貸しきって私たちは割り振られたが、
ここは私の泊まったところ。


夕日がとてもきれいだった。

感動は夕を味わえたことだ。日中は海風が吹き、
夕方に風が止み、夜には陸風が吹く。
高校生のころ地学の教科書で学んだことだが初めて
体験できた。ちなみに私は凪のときは、風が無くて
暑いという理由で部屋に戻った。
部屋は禁煙でクーラーが利いているのだ。
夕食はなかなか豪華だった。

私の夕食、横に置いてあるのは
読みかけの「Yの悲劇」(本家のではない)
今日にでも紹介するつもりだ。

部屋は狭かったが(6畳間に6人で寝た)
私は満足だった。

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[ 2008/07/22 08:22 ] アルコール依存症 | TB(0) | CM(2)

The Shortcut. 

昨夜はまた寝て運動をサボってしまった。
また今朝はとある理由で競歩兼ランニングを
短縮してしまった。

腹筋をしているとフェレットがまとわりついてくる
幸せの理由を参照)。
人懐っこい(おやつ目当てだが)ミミは要注意だが
マロンだって油断はならない。
腹筋をするときは(彼らの)命がけだ。

体重 75.2Kg
体脂肪率 22.4%
体年齢 45歳
BMI 28.3
基礎代謝 1690Kcal
骨格筋率 32.2.%
内臓脂肪レベル 13.0
体幹皮下脂肪率 15.0%

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[ 2008/07/22 07:57 ] 減量 | TB(0) | CM(0)

豊潤で未来のある世界、無い世界、枯渇しているけど希望のある世界③ 

最後に述べるのが「ザ・ロード」
多分この作品が一番最近では有名だろう。
2008/11/26にアメリカで映画が公開されることになっている
(アカデミー賞をとる気満々だ)。

本作品は前述のとおり「核の冬」後の世界を
父と少年が南に向けて希望と暖かさを向けて
旅をする姿が描かれている
(さまようという言葉は使いたく無い)。

本作品には会話いわゆる「」鉤括弧(かぎかっこ)は
用いられていない、だから本作を読む人は
小説と詩のあいのこを呼んでいる気分になるかもしれない。
とても美しいそれを。

本作品で読者に与えられる情報は非常に少ない。
父と息子の名前はでてこないし、その他
登場人物にも名前は出てこない。
唯一例外があるが、多分それは偽名だ。
数少ない描写から父はテネシー州あたりで
育ち、(著者のマッカーシーと同じだ)
少なくとも少年時代はまだ
文明があった世界に生きていたことが解る程度だ。
また物語の序盤の場所が
がおそらくそのテネシー州
あたりであることぐらいか。

ただ父の名前が出てこないのはともかく(パパと呼ばれている)
息子の名前が出てこないのは正直ひどく不自然だ。
アメリカでは子供を呼ぶとき必ず
「GIVEN NAME」もしくはその愛称を用いるからだ。
せめて父と息子が同姓同名で
(アメリカではよくあることだ)息子を「Jr.」と呼べば
不自然ではなかったのだが・・・・・。

物語で彼らは様々な人々に会い、また襲われる
襲ってくる人物は例外なくプレデター(捕食者、略奪するもの)
であり、もしくはスカベンジャー(死肉あさり)だ。
彼らから息子を守るため父は人殺しさえ行う。

襲ってくる「悪きもの」に対して主人公たちは
あくまで「善きもの」であろうとし、そしてかれらそのま
海(メキシコ湾か)に到達して物語は終わる。

物語の結末で息子と人類に「未来」があるかどうかは
はっきりとしない。
しかし私はあると思う。
インタビューでマッカーシーはこの物語を
4歳の息子とテキサス州のホテルで過ごしていたときに
息子が寝ているとき夜景を見ながら思いついたという。
伝聞ではあるがそのインタビューは息子への愛に
満ちていたそうだ。
本作は著者と同じファミリーネームの男性に捧げられているが
多分その人物がその息子であろう。
つまり本作の父はマッカーシー本人であり、息子は
マッカーシーの息子本人である。
このようなバックグラウンドで、息子の不幸を願う
父がいるだろうか。必ず希望と未来を残そうとするだろう。
例え本人が死んだとしても。

本作は冒頭に父が神を呪う言葉を「ささやく」シーンがある。
そしてそれ以後「神」の言葉は登場せず、
物語の最終盤に神への賛美が
父親でない人物により述べられる。
その言葉は神そしてしいては父に捧げられている。

これほどまで美しく「神」の言葉を用いた
小説を私は読んだことがない。
本作品にJesus(お日様)は出てこない
しかし神は確かにいる。

某日追記
先日「陽の当たる場所」という映画を見た。
その映画の中で死刑が決まった人物とその母親が最後に
出会うシーンがあるが、そのシーンで母親は一度も息子に対して
名前を呼びかけていない「My son、ないしMy boy」と呼びかけている。
私の認識は間違えているのかもしれない。
またアメリカで父親と息子の名前が同一の場合父親が息子を
ジュニア(Jr.)と呼ぶというのは、私のまったく勝手な
解釈である。

ザ・ロードザ・ロード
(2008/06/17)
コーマック・マッカーシー

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[ 2008/07/22 06:30 ] 趣味 | TB(0) | CM(2)

豊潤で未来のある世界、無い世界、枯渇しているけど希望のある世界② 

「人類皆殺し」は書かれた1965年の直後に
正体不明で何を考えているのかわからない「エイリアン」に
よって地球が滅ぼされかけている世界。
(このエイリアンが何を具体化しているかは陳腐な解説になるし
インターネットで簡単に調べられるので書かない)
人類は彼らの蒔いた種(胞子?)から発芽した植物によって
絶滅の危機にさらされている。
直接的な描写はないけど、都市部の「食物の生産能力」を
持たない場所は食糧不足により滅んで、第一次産業(この場合は農業)
に携わる人々が集落を作って細々と生きている。
エイリアンは彼らを害虫扱いして、(恐らく)無人の
殺戮兵器(小型で空中を飛び回って、レーザーかビームを発射する
よくSF映画にでてくるアレ)を送り込んで彼らを殺そうとする。
そんな中で生き残っている生き残ったある一つの集落を描いている
作品である。集落はキリスト教の教えに基づき
アンダースンという「父性」の塊のような保守的な男によって
事実上支配されている。ここら辺は「エデンの東」を彷彿させる。
息子が二人で仲があまり良くないのも共通している。
物語はかなりキリスト教的宗教観で進んでゆく、
まぁあまり敬虔な人々とはいえないけれど。

世界はまだそれなりに豊穣であり、
彼らの畑がエイリアンによって焼かれても
彼らはエイリアンの蒔いた植物を利用することによって
生き延びることが出来る(その過程でそれなりに人が死んでゆくが)。

物語には聖書の文面が散りばめられているが、
彼らのうちちょっと年配のもの(30過ぎ位かな?)は
文明のまだあった世界を知っており、映画を良く見ているのか
「マリリン・モンロー」、「チャールトン・ヘストン」などの固有名詞が
その他一杯出てくる(エデンの東は出てこなかったと思う)
そこで繰り広げられるのはなかなか面白みのある人間ドラマだ
カニバリズム、近親相姦、異邦人、兄弟の確執、権力争い
など飽きさせない。SFでなくても成立する話であるが
面白いので良しとしよう。

物語はなんとなくハッピーエンド的に終わるが
どうやら人類に未来はなさそうなことが作者の言葉で
解る。ヨブ記の引用が締めにくるので、未来があるんじゃないか?
と思う人がいると思うが、それは読んだ人の判断に任せる。
私はないと見る。
こういう話もたまにはいいだろう。

ヨブ記第25章5~6
観よ月も輝かず
星もその目には清らかならず
いはんや蛆のごとき人
蟲のごとき人の子をや


人類皆殺し人類皆殺し
(2000)
トマス・M.ディッシュ深町 真理子

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[ 2008/07/21 18:10 ] 趣味 | TB(0) | CM(0)

豊潤で未来のある世界、無い世界、枯渇しているけど希望のある世界① 

ブライアン・W・オールディスの「地球の長い午後HOT HOUSE(1962))」
トーマス・M・ディッシュの『人類皆殺し』THE GENOCIDES(1965) と
コーマック・マッカーシーの『ザ・ロード』THE ROAD)(2006)
の書評。

3作品ともで滅びかけている人類世界を描いた秀作。
人類皆殺しと地球の長い午後が書かれた1950~60年代は
渚にて(1957)、「博士の異常な愛情(1964)」
未知への飛行(1964)などの人類が滅びる危険性を
喚起する作品が満ち溢れていた時代。
ただし人類皆殺しで人類を滅ぼさんとしているのは
未知の異性人のが食料(多分)採取のために
地球上にまかれた植物、「地球の~」では地球の環境の長期にわたる
変化によって進化した植物である(ここがSFしている)。

それに対して「ザ・ロード」で人類を滅ぼそうとしているのは
明確な描写はされていないが「核の冬」であることは間違いない。
はっきり言って時代遅れだがそれを、補って余るほどの
文学的魅力をザ・ロードは持っている。

まず「地球の長い午後」から、太陽が燃え尽きんとして
地球の自転が止まっているくらい未来である。
(数十億年後!)正直、こんな未来まで
人類が現在の形のままで生きている
(厳密にはそうではないが)のは
はっきり言って非科学的である。
シーラカンスだって1億年位しか
存在していないのに「生きた化石」扱いなのに、
いくら知性があろうとも(それも失われかけた)
そこまで人類が今のままの形では
生き残っていないだろう。
まぁ物語は面白いし、
植物のほうの進化はしっかり描かれているので
良しとしよう。人類は「究極の生きた化石だ!」
未知の世界の描写が多いので、思い浮かべるのに
かなり脳のリソースを使うが、それでも飽きさせない。
世界は植物により豊潤だけど、人類は最強の
捕食者の地位を転げ落ちていて、進化した
肉食植物に生命を常に脅かされている。
そこでハラハラドキドキの冒険が繰り広げられ
そして人類(といえるほど多くないけど)
オルタナティブを迫られ
それぞれを選んだ人々が描かれ、物語は終わる。
どちらが滅びるか、生き残るかは解らないが
私は両方に「未来」が与えられていると
信じて止まない。1960年代の物語が
悲壮なラストの物語が多いのに対して
この終わりは好感をもてる。

まぁどちらも滅ぶにしても、もう物語の開始時点で
文明を持った人類が「数十億年」生き残っているという
設定なのだからもう種の寿命が尽きたとしてもいいだろう。
希望のある話が私は好きだ。
(もちろん例外はある)
地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)
(1977/01)
ブライアン W.オールディス

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[ 2008/07/21 17:59 ] 趣味 | TB(0) | CM(0)
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アッキーのプロフィール

Sobrietor:アッキー
現在34歳、サラリーマンですがアルコール依存症と適応障害で休職から復職に向けて努力中。趣味と生きがいを求めて日々探求の日々です。
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属性:アルコール依存症、適応障害、社会不適格者から回復中
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