ちょっと事情があって、直接の上司はちょっと長めにお休みを取っている。
私の仕事はリニューアルされる(予定の)サイトのコンテンツ作り。
もちろん私は絵心もないし、htmlを商業レベルで書くこともできないから
内容はテキストだけだ。
ああ、思えばこんな物書きみたいな仕事をしてみたいなぁ
なんてずっと思っていた。
「物書き」なんて、「食えることを考えなければ」だれでもできる。
なんて私が学生のころ、
岡田斗司夫氏がどこかで書いていたっけ・・・・。
確か「ライターは余っているから、仕事はある」
ってな感じの記事だったと思う。
時はあれから移り変わり、htmlの知識なんて全くなくても
インターネットの接続料とパソコンさえあれば好き勝手
駄文を垂れ流せる時代がやってきた。
だからその物書きの仕事が、減ったのだが増えたのか
わからないけれど、パソコン雑誌PCFANの今月号で
武内一平氏のコラム「気がついたら火の点いた人生だった」
を読んだら、やっぱり今でも「誰でもできる」というような
ことが書いてあった、もちろん「人並みの収入」とか
「人並みに安定した生活」なんて考えなければ
だけれども・・・・・・。
漫画「げんしけん」の主人公の
笹原も「編集プロダクション」にならば
結構簡単に入っていた様に描写されていた
(フィクションだけれども
実際そんなものなのかもしれない、
アニメーターと同じで離職率高そうだし・・・・)。
好きなことを仕事にするのは少なくとも出版の
世界では垣根が低いのかもしれない。
私も物書きの仕事はしたかったけれども
安定した仕事につけるチャンスを捨ててまで
その道をとることはできなかった。
売れない物書きになって
親に食わせてもらいながら
すこしずつ発狂してゆく
自分の姿が簡単に
想像できたきたから。
その結果、こうしてサラリーマンとして
なんとかやっている。
これで良かったのだろうと思う。
「物書きになっていればと成功していた」
なんて、おこがましくて、見苦しい夢である。
結局、証拠も上げられず時効になった上に
「あの教団がやっていた」なんて恨み言いう
位に恥ずかしいことだと思う。
ああ、恥ずかしい。
無念だろうけれどそんなこと、
言っちゃだめだと思うよ。
閑話休題。
会社帰りに立ち読みをしていたら
こんな本が目に付いた。
「続」が出ていることは
それなりに売れているのだろう。
平積みで売っているので新刊だと
思ったらもう、初版から2年以上たっているらしい。
さまざまな(社会的に成功した)人の
言葉を引用しているので、
「働くことに疑問を感じている人」に様々な価値観からの
「働く理由」を与えてくれる本かな?
と思ったらちょっと違うらしい。
著者の価値観の押しつけと言ったら
言いすぎかもしれないけれど
著者の価値観と合った著名人の
言葉を引用して自論を
展開している形である。
斜め読みしたら著者の言いたいことが
4つほど理解できた。
① 好きなことを仕事にできたら幸せだし、それこそ充実した人生だ。
② 好きなことだったら、それをするのに苦労は厭わないはずだ、
その好きなことを物なり、スキルなり得られないのは、
その好きなことは単なる時間つぶし、娯楽にすぎないのだ。
③ 好きな仕事ができる、とは娯楽を仕事にすることではない。
好きな仕事ができるというのはもっと突き抜けた、
好きなこと(仕事)に対する愛情と努力があってこそ成り立つのだ。
④ やりたい仕事なんて、なくても(最初のうちは)構わない。
① ~③はわかっても④は「?」って思う人が多いと思う。
私もそう最初はそう思った。
しかし、読み進んでいるうちに、
社会経験が少ないうちに「自分はこれがやりたいんだ」と
決めてしまうことはかえって「その他のことをやる」という
選択肢をなくしてしまい、己の可能性を奪ってしまう。
自分が好きなことが「才能」であるか、「天職」であるかなんて
やる前に分かる人は少ないだろう。
成功した人の話を聞くとその仕事を始めた時に
「ああ、自分がやりたいことはこれだ」なんて
感じました・・・・って書いてあるけれども
それは稀だろう・・・・・。
社会経験を積んで、さまざまな仕事をしてこそ
自分が気付けなかった特技と言えるまでに至る
「好きなこと」を見つけられ、
「自分のやりたいことを仕事にする道」が
開けてくるのだということを主張したいのだと
いうことが見えてきた。
とくに異論はない。
今の自分がそのような形だからだからだ。
後編に続く・・・・・。

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